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魅-1 眞鍋博士と飯坂ラジウム温泉

 子どもの頃からずっと、卵の主な種類は、「生卵」、「ゆでたまご」、そして「ラジウム卵」だと思っていた。ある時、ラジウム卵が一般に通用しないことを知って愕然とした。一般的には「温泉たまご」なのだ。

私のふるさとは福島県福島市飯坂温泉。ここでは、いわゆる温泉たまごが「ラジウム卵」として定着している。だから、黄身がしっとり固まって白身がトロっとした卵を「温泉たまご」とは呼ばない。

 飯坂温泉の駅前に卵形のモニュメントがある。そこには「眞鍋嘉一郎博士 日本最初のラジウム発見の地」と刻まれている。飯坂の温泉たまごが「ラジウム卵」と呼ばれる所以を知ったのは、いい大人になってからだった。こんな「ふるさとストーリー」、福島市民はみんな知っているのだろうか。

 そして驚きは、日本で初めて自然界でのラジウムの存在を確認した「眞鍋嘉一郎」という人物である。氏は明治後期から昭和初期にかけての医学者で、理学療法・レントゲン学・温泉療法の先駆者として著名人。あの夏目漱石の愛媛松山中学時代の教え子で漱石の臨終にも立ち会ったという。また、福島県出身の偉人野口英世とも親交があったという。明治期、温泉療法の権威が研究の地に選んだのが我がふるさとだったのだ。

 飯坂温泉は、かつての栄華を失ったと言われて久しい。新たな魅力を創出するのも良いが、忘れられた歴史(ストーリー)の中に、ブラッシュアップすべき宝物がまだまだ埋もれているような気がする。そしてその宝物探しの主役は、観光協会や行政ではなく我々住民の特権である。

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