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見-21  雪景色の変化を楽しむ

 福島市ならではの景色と言えば「吾妻小富士」だろう。
 本家の富士山のような単独峰ではないが、胸を張って自慢したいものである。
 特にこの時期は、福島市民ならではの楽しみ、世界最大?の雪ウサギ誕生がある。春の雪解けが進むにつれ、山肌に残る残雪がウサギの形になるのだ。そしてそれを市民は、「今年は耳が短い」とか「しっぽがない」とか「目が大きい」などと楽しむのである。その雪ウサギは桜が咲く頃が見ごろなのだが、今年はどうもよろしくない気がする。

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 ことしの山にはもう一つの不安がある。実はこの吾妻小富士を含む吾妻山は活火山で、小富士につづく右手斜面に噴煙を上げている火口がある。その火口周辺で昨年末に火山性微動が観測され、気象庁等がレベル2として注視している。

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 福島市はこの火山活動のおかげで温泉に恵まれているのだが、御嶽山の記憶が新しいだけに市民であっても不安は消えない。また、この山一帯には福島定番の観光山岳道路「磐梯吾妻スカイライン」があり、4月上旬には雪の回廊を目玉に再開通が予定されている。幸い、火山性地震・微動とも一時より少なくなってきているらしいので、このまま、何事もなく火山活動が落ち着くことを祈っている。
 
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